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2020.03.09Monday

失敗してからでは遅い! ポイントを押さえたカーテンの選び方!

初めての新生活や、引っ越し、転勤などでカーテンを新調される方は多いと思います。

しかし、いざお部屋に飾るカーテンを選ぼうと思っても、何を基準に選べば良いか悩まれる方も多いでしょう。挙げ句、適当に選んでしまって後悔する……といったパターンも多いのではないでしょうか。

この記事では、特に大事な3つのポイントを踏まえた上で、失敗しないカーテンの選び方を紹介いたします。

カーテン選びで失敗しない大事な3つのポイント

1.サイズ「お部屋の窓辺に合った幅・丈を」

カーテンを購入された方の失敗談としてよく耳にするのが、サイズ違い。採寸を怠ったからだけではなく、採寸はしたが必要分をプラスしてなかったため、サイズに合わないといったケースが出てくるようです。

幅・丈が足りないのは勿論、長過ぎるのも問題があります。サイズを正確に測り、上手に窓辺をコーディネートしましょう。

カーテンの「仕上がり幅」

カーテンの仕上がり幅は、「カーテンレールの幅」に「1.05倍」加えたものとなります。

カーテンの「仕上がり丈」

カーテンの仕上がり丈は、掃き出し窓と腰高窓で算出方法が違います。

掃き出し窓は、
「固定ランナー下から床面迄の高さ」に
「2cm引いた」もの。

床につかないぐらいの長さで、短すぎると遮熱効果が下がり、長すぎると床のホコリがつき、汚れの原因となります。

腰高窓は、
「固定ランナー下から窓枠迄の高さ」に
「15~20cm加えた」もの。

掃き出し窓と違い、ある程度長いほうが、見た目的にも機能的に良いでしょう。

2.機能性「お部屋に求める役割で選ぶ」

カーテンは基本的な役割である遮蔽、調光の他に、最近では様々な機能のものがあります。

目的に合った機能を上手に選んで、快適なお部屋空間を演出してください。

●遮熱
太陽からの放射熱を遮蔽するカーテン。

●遮音
室内からの音漏れや、外部からの音を遮断するカーテン。

●消臭
臭いを中和・分解する消臭性能を持つカーテン。

●防汚
防汚加工が施されたカーテン。加工には、汚れにくくするSG加工と、汚れが落ちやすいSR加工の二種類があります。

●撥水
水を弾く撥水加工が施されたカーテン。

●防炎
火がついても燃え上がりにくく、火災の炎症を抑えるカーテン。「消防法施行規則」に基づく防炎性試験に合格したもの、もしくは「繊維製品品質表示規定」に基づく難燃性能を有するカーテンのこと。

●抗菌・制菌
抗菌は、表面上の菌の増殖を防ぐもの。制菌は、菌の活動を停止、もしくは低下させ、抑制するもの。抗菌よりも制菌の方が、菌の抑制効果に優れています。

●ミラー
光を反射して室内を見えにくくしたレースカーテン。

●ウォッシャブル
家庭用洗濯機で水洗いしても、色落ちや縮みが少ないカーテンのこと。

●UVカット
紫外線の透過率を低減したカーテン。家具・床などの日焼け軽減から、健康面での影響を配慮している。

●形状記憶加工・形態安定加工
縫製前に真空窯に入れ、生地そのものの形出しをするのが形状記憶加工。縫製後に熱を当て、形を整えるのが形態安定加工。ドレープやプリーツラインを長く保ちたい場合は、形状記憶加工のものがおすすめです。

3.デザイン「お部屋に合わせたコーディネートを」

そのためカーテンの色・柄は、お部屋の印象を決めるポイントに繋がると言っても過言ではないでしょう。

カーテンは、壁・床に次いで、お部屋の中で大きな面積占有率を占めます。

色がもたらす視覚効果

カーテンを選ぶ際に重要なポイントとして「色」が挙げられます。

色を選ぶ際、現在使われているお部屋との調和を意識すること。そして、以下に挙げるお部屋のカラーバランスを意識することが大切と言われています。

ベースカラー:70%
お部屋の基本となる色。床・壁・天井などの色のことを指します。インテリアが多く、70%のバランス保持が難しい場合は、メインカラーをベースカラーと同色にすると良いでしょう。フロアマットやラグで調整するのもおすすめです。
アソート・メインカラー:25%
部屋の雰囲気を決める色。家具・カーテンなどの色のことを指します。一色から、広いお部屋の場合は二色程度の使用を心掛け、二色の場合はメインとサブに分けて使うとよろしいでしょう。サブカラーはメインカラーを補う類似色がおすすめです。
アクセントカラー:5%
お部屋の差し色。クッション・小物などに使われる強調色です。5%というと少なく思われがちですが、アクセントカラーというだけあり、真っ先に目を引きます。故に多用は禁物です。

なお、色が持つ効果に関しては、こちらをご覧ください。

カーテンの色選び!心理効果で上手にカラーコーディネート
風水で選ぶ最強カーテン!【最新2020年版】

柄がもたらす心理効果

カーテンの柄が与える効果で、お部屋の印象はガラッと変わってきます。

細かな柄で淡い色調のものは、おとなしく品がある印象を与え、部屋に広がりをみせてくれます。大きな柄で濃い色調のものは、活発な印象を与えてくれますが、狭い部屋で使うと圧迫感が出てくる場合があります。

また、ストライプ柄は縦の高さを強調し、ボーダー柄は横の広がりをみせてくれるといった効果があります。

このように、視覚効果によってもたらされる印象は変わってきます。柄物を用いる際には、柄の大きさや方向、使われる色を考慮した上で、演出してみてはいかがでしょうか。

ポイントを押さえた失敗しないカーテン選びを

いかがだったでしょうか。カーテンは、お部屋の雰囲気を左右するといっても過言ではない、インテリアの大事な要素。

今回紹介した「サイズ」「機能性」「デザイン」の3つのポイントを押さえた上で、あなたのお部屋づくりのお役立ちになれば幸いです。